いよいよ明日5月1日からゴールデンウィーク(GW)に入ります。(既に入っている人もいるのかも?)
しかし、今年は自粛ムードも漂っており、映画館にも行きづらい(もしくは行けない)状況です。
そこで、今回はGWにお家で見たい映画をチョイスしてみました。
で、本来ならGWをテーマにした映画でも紹介したかったのですが、GWは日本独自の文化ですし、それをテーマにした映画なんてたぶんありません。
そこで目を付けたのが、GWが5月1日~5日の5日間であるということ。5作セットで紹介すればいいじゃないか!
ということで、テーマごとに1日1本みたい映画をご紹介。ゆるーいスケジュールで見られます。
①5部作を攻めてみる
5作をセットするのに一番安定するのはシリーズを攻める方法です。
しかし、考えてみると5部作なんて結構レアな気がします。
敢えて挙げるなら『トランスフォーマー』シリーズや『ジュラシック・パーク(ワールド)』シリーズが、旧シリーズを含めて現状5作品となっています。
きちんとシリーズとして終わっている作品としてパッと浮かんだのは『バタリアン』シリーズ。
あれ、1作目くらいしか話題になっていませんが5作目まで続いてたんですね。
他にも『エルム街の悪夢』や『ハロウィン』シリーズが5部作くらいかと思ってたのですが、それよりずっと多かったので驚きました。
(『エルム街の悪夢』は7作+外伝+リメイク、『ハロウィン』は8作+別物色々があるようです)
この中で見るなら断然『ジュラシック』シリーズを押したいですね。最終作の『ドミニオン』も2022年に公開予定ですし。
あとは、『スパイダーマン』シリーズ(トビー・マグワイア版、アンドリュー・ガーフィールド版)のはしごもありかも。もしかしたら最新作とリンクする噂もあるわけですし。
5部作というのは難しくても、シリーズをつなげることで楽しむという方法はありかもしれませんね。
②「Amazonプライム・ビデオ」でしか見れない5作品を見る
もしも、Amazonプライム・ビデオに加入している、もしくは加入予定の人ならAmazonが製作に携わり、他のサブスクでは見られない作品を見て優越感に浸るのも手です。
そこでAmazon限定で見られる作品でオススメ作をチョイス。
・サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ-
第93回アカデミー賞でも話題をかっさらい、作品賞では『ノマドランド』の対抗馬でもあった作品。
耳が聞こえなくなるドラマーの物語を斬新な演出の数々で表現。
リズ・アーメッドの演技力の高さにも驚かされる見るべき一作です。
・トゥループ・ゼロ-夜空に恋したガールスカウト-
Amazonが配給として関わりながらも配信のみにした初めての作品なんだとか。
主演には、演劇界の三冠王ヴィオラ・デイヴィス。(アカデミー賞、トニー賞、エミー賞を全て持っています)
ガールスカウトの大会で子供たちを優勝に導く役を演じています。
ガールスカウトの中にはマッケナ・グレイスの姿も。
・ジョナス・ブラザーズ 復活への旅
ニック、ジョー、ケヴィンの三兄弟からなる実在するバンド"ジョナス・ブラザーズ"
2005年に結成した彼らは2013年に一度解散。その後2019年に再結成を果たしました。
彼らはなぜ解散し、再結成をしたのか、その秘密を楽曲を交えつつ描いた作品です。
・7500
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが主演。(それだけでも魅力的)
彼が扮する副操縦士が操縦室に押し入ろうとするテロリストたちと心理戦を繰り広げる作品です。
・シャークウォーター 滅びゆく捕食者
サメ映画では悪党にされがちなサメたち。
そんなサメたちが目の当たりにしている現実問題を説いたドキュメンタリー作。
③「Netflix」でしか見れない5作品を見る
個人的な好みでAmazonプライム限定作を先に紹介しましたが、サブスクと言えば「Netflix」ですよね。
そんなNetflixからオススメの5作品をご紹介。
・Mank/マンク
監督デヴィッド・フィンチャー×主演ゲイリー・オールドマンという超ビッグなタッグ。これだけでも見たくなります。
『市民ケーン』の脚本家として有名なハーマン・J・マンキーウィッツの知られざる過去をゲイリーが好演。
モノクロ表現も時代の雰囲気にマッチしていて「映画って素晴らしい!」と思える一作です。
・ROMA/ローマ
メキシコシティのローマで暮らす一人の少女とその"家族"にフォーカスした作品。
繊細で美しいモノクロの映像が見せるローマの風景は、作品の世界観とマッチ。
監督であるアルフォンソ・キュアロンは、製作、脚本、編集、撮影を兼任しており、触れれば壊れてしまいそうな世界観を見事に調和させています。
「面白い!」と声を大にする作品ではないものの、「映画とはなんたるか」の片鱗を感じられる作品です。
・アイリッシュマン
マーティン・スコセッシ監督にロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノと、80年、90年代を思い起こさせる作品。
過去や現在を通して、裏社会の実情を描いた内容は刺激的。
デ・ニーロ、アル・パチーノにジョー・ペシを加えた演技合戦は、1分たりとも目が離せません。
『ヒート』や『タクシードライバー』、『アンタッチャブル』など往年のヒット作を思わせる一作です。
210分という長編さもあって時間のあるときに見たいですね。
・マ・レイニーのブラックボトム
実在し、「ブルースの母」とも呼ばれた歌手マ・レイニーの物語を映画化した作品。
マ・レイニーを演じるのは、ヴィオラ・デイヴィス。
持ち前の歌唱力をこれでもかと発揮した力強い姿には圧倒されるばかりです。
また、本作はチャドウィック・ボーズマンの遺作でもあります。
文字通り命を削るかのような演技は、引き込まれ、感動させられること間違いなし。
今だからこそ見たい感動し、考えさせられる一作です。
・オクトパスの神秘: 海の賢者は語る
第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞し、話題となった作品。
1年間に渡りマダコと接触を続け、芽生えるハズのない友情を見いだそうとした男クレイグ・フォスターを追ったドキュメンタリーです。
映像は然ることながら、展開もタイトルにあるように神秘的。
④テレビで楽しむ5作品
最後はテレビで見られる5作品をご紹介。
とはいってもこちらもシリーズ作。①と近い扱いです。
しかし、せっかくなので紹介しておきたいなと思いました。
その作品は『シャークネード』シリーズです。
現在、BS12にて夜7時からシリーズ6作を一挙放送しており、既に1作目は4月29日に放送済み。
5月1日から見られるのはシリーズ2作目の『シャークネード カテゴリー2』からとなります。
「1作目から見れないと意味ねーじゃん」と思うかもしれませんが、1作目は単作で話に決着が着いていますし、続編が意識されて作られているのは2作目から。そのため、2~6でもぜんぜん問題はありません。
5月2日に2作目、3日が飛んで4日~6日にかけて3,4,5,6作目を放送するという変則的な時間帯で放送。
まったりゆるーい気持ちで映画を楽しみたい方には持って来いの企画ですね。