映画ごった煮ブログ

【映画グッズ紹介】ブレードランナー ファイナル・カット 日本語吹替音声追加収録版 ブルーレイ(3枚組)スチールブック仕様

今回紹介するのブルーレイディスクです。
もちろん、ただのブルーレイではございません。スチールブック仕様なのです。


「スチールブック仕様とは何ぞや?」という人もいるかもしれないので一応説明をしておくと、パッケージがスチール缶で出来ている、ただそれだけ。
映画の内容が変わるわけでも、特典映像がついているわけでもありませんが、コレクター欲は満たせる一品。それ故に、転売目的で狙われたりもする貴重な商品なわけです。


今回はそんなスチールブック仕様のブレードランナー ファイナル・カット』のブルーレイをご紹介していきます。
この商品『ブレードランナー2049』が公開される少し前2017年9月20日に発売。それにちなんで2049セット限定の販売となっていました。


この商品の売りはなんといっても『ブレードランナー全5バージョンを完備しているということ!
公開前の試写で公開された「ワークプリント版」アメリカ公開された「オリジナル劇場公開版」、国外用に編集された「インターナショナル劇場版/完全版」、10年後の1992年に作られた「ディレクターズカット/最終版」、15年後の2007年に作られた「ファイナル・カット版」
このすべてが見られるというまさに『ブレードランナー』満漢全席!2つで十分なんて言わせません。
そんなファン生唾ものの一品。もちろんスチールブックへのこだわりもすごかった!


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外観はこんな感じになっていて、普通のポスタービジュアルではない所が通好み!
折り紙で折ったユニコーンなんて作品を見ている人にしか通じないネタですものね。これだけでも大興奮。
で、このユニコーンにはエンボス加工———要はちょっと立体的になっています。ここら辺もこだわりポイントなのでしょうね。タイトルロゴにもこのエンボス加工が施されており、高級感がより強まっています。


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続いては裏面。帯ありと帯なしで撮影しています。
帯ありについては……普通のパッケージと大差がないので割愛。
嬉しいのがその帯の下のデザインです。
なんとまたしてもユニコーンデッカードが廊下で見つけたユニコーンの折り紙を拾うシーンですね。
この作品でユニコーンの描写がカギを握っていることをしみじみ思わせるスチールブックのデザインは、個人的には満足度高め。
エンボス加工もシャレていて、このデザインだけでもご飯3杯はいけそうですな。


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最後に中身です。
これを見ても分かるように、この商品はディスクが3枚ついています。


ディスク1に「ファイナル・カット版」
ディスク2に「オリジナル劇場版」、「インターナショナル劇場版/完全版」、「ディレクターズカット/最終版」(いわゆる「ブレードランナー クロニクル」)
ディスク3に「ワークプリント版」とその他映像特典


内容はこんな感じ。改めてすごい贅沢な商品です。
「バージョン違いとは言っても同じ映画なんでしょ?」という無粋なツッコミを許さないスタイル、素晴らしい。
ディスクのデザインも赤(デッカード)、青(ロイ)、黄(レイチェル)の3色に分かれていて魅力的。
そして、そのディスクを外すと……


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映画で何度も見た2019年の世界がそこに……!
なんかもう、パッケージだけで1度映画を見たかのような充実感すらありますね。


ファンのために作ったスチールブックなのだと分かりますが、きっと作った人もまた『ブレードランナー』のファンであることがひしひしと伝わってくる商品でした。