今回はアーノルド・シュワルツェネッガー主演作『コマンドー』のパンフレットをご紹介します。
見よ!この筋肉モリモリマッチョマンの変態の姿を!
男が憧れ、女が惚れるシュワちゃんの魅力がこの表紙だけで存分に伝わってきます。
さて、そんなパンフレットですが内訳はだいたい、コラムが2つ(川又千秋、浦安二郎)、プロダクションノート、俳優紹介などを写真を入れつつ22ページ。
一番濃い内容はストーリー。
3ページ(写真の見開きを入れると6ページ)にも渡るストーリーは、まさかの"生存者は1人もいなかった。ジョンはジェニーをしっかり抱きしめた"というラストシーンまで詳細に書いてあるという充実しすぎた内容でした。
また、やたらとページの左下にメイトリックス大佐が現れます。
表紙にも使われていたその姿をまさかパンフレット内でも4度見ることになろうとは思いもしませんでした……
ひとつ気になったのは、シュワちゃん演じるメイトリックス大佐の表記が安定していないこと。
マトリックス大佐であったり、メトリックス大佐であったりもうメチャクチャ。
私はメイトリックス大佐として義務教育を終えているのでメイトリックス表記がしっくりくるのですが、パンフレット内では一度も使われていませんでした。(というか、ほとんどがファーストネームのジョン表記でした)
残念なのは、特にこれといった情報がなかったことでしょう。
主演のアーノルド・シュワルツェネッガー、監督のマーク・L・レスターらのインタビューもなく、ちょっと情報量の多い映画チラシくらいの役割しかなかったと思います。
それもそのハズで、このパンフレット値段はなんと定価350円!
当時はパンフレットが安かったとはいえ、たしかにこれなら買って損なしといえるコスパだと思います。
ちなみに私が買ったのは当然ながら中古品。状態がそこまで悪くないながらも税込み110円という超お得品でした。
コラムではシュワちゃんのこれまでの活躍についてしっかりと書いてあったりと、ファンなら必見の一冊です。
とはいえ、ネットが普及してしまっている今となってはそこまで目新しい情報がなかったのも事実。
某フリマサイトなどにも出回っていますが、個人的には「安い値段で見かけたら買う」くらいのノリでいい気がしますね。