映画ごった煮ブログ

【雑記】公開延期に見る『ザ・スイッチ』に込められた期待!

今回は、4月9日より公開された作品『ザ・スイッチ』についての雑記です。


この作品『ハッピー・デス・デイ』シリーズの監督クリストファー・B・ランドンの最新作ということもあって、ホラーファンにとっては待望の1作でした。
しかし、コロナ化の影響もあってか、当初公開予定であった1月15日が4月9日へと変更。3ヶ月遅れで公開することとなったのですね。


正直、個人的には期待していた作品だったのですが、これには意外さを感じました。
というのも、それまで延期されてきたタイトルはどれもビッグタイトルばかり。
ホラー映画で延期した作品といえば『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』くらいなものでしょう。
しかし、あちらは「全米での公開が延期された」という条件あっての延期でした。
一方、『ザ・スイッチ』は全米では2020年11月時に公開済み。つまりは100%日本の配給側の判断で公開延期としているんですね。

また、『クワイエット・プレイス』の方は、現状見る限りだと年齢制限区分が設けられていません。(1作目もなかったためおそらく今回も付けられないかと思います)
対して『ザ・スイッチ』はR15+。おそらく劇場ではゆるーい年齢確認がされるだけだとは思いますが、一応15歳以上であることを証明しなくては見ることができません。
つまりは中学生以下おことわりな作品なわけです。


それでも延期に踏み切ったという動向から見てとれるのは『ザ・スイッチ』に対する高い期待感です。
映画館でより多くの人に足を運んでもらいたいからこその延期であったと言えるのでしょう。


入れ替わりネタというのは、古今到来SFとしては使い古されてきたネタです。(現に、同時期に日本では『天国と地獄〜サイコな2人〜』なるコンセプトが同じドラマが放送されていましたし)
しかし、『ハッピー・デス・デイ』でも「死んだらやり直し」という王道を斬新かつ面白いものに仕上げてしまったのが、ランドン監督を初めとした製作陣でした。
配給会社お墨付きの一作は、ぜひとも劇場で見たいですね。