映画ごった煮ブログ

【雑記】『おっぱいバレー』とかいう男のロマンを詰め込んだタイトルの映画

明日、5月9日(日)20時からBS日テレにて『おっぱいバレー』が放送されます。
この作品、タイトルのインパクトが凄すぎます。おそらく男なら一発で引き付けられるタイトルです。
しかもあらすじを読んでみれば、弱小中学バレー部を再建するため、綾瀬はるか演じる新任教師が「大会で優勝すればおっぱいを見せる」という約束をしてしまうというものではないか!男の下心をこれでもかとくすぐる要素が詰まっています。
そんな映画『おっぱいバレー』についての雑記です。


そもそも、この作品には原作があって、ラジオ構成家などで活躍をしていた水野宗徳が作家デビュー作として書き上げた同名小説が原作となっているんですね。
映画ばかりが注目されていますが、実は小説だけは続編も刊行されています。(「おっぱいバレー(2)恋のビーチバレーボール編」)

で、この原作には基となった話があるらしく、とある高校の女性教師が「バレー大会で優勝したらおっぱいを見せる」と、生徒と約束した話が着想となっているのだとか。
つまりは実話なんですね。
まあ、その口約束以外の物語は全て創作なので、本当に着想レベルのフィクション作と言っても過言ではないでしょう。

さて、肝心の内容についてなのですが、おっぱいが拝めるか否かは実際に見てみて下さいとしか言い様がありません。主演が綾瀬はるかという有名俳優を使っている時点でお察しですけど……
それよりもなによりも、知っておいてもらいたいのがこの映画の良さ。
思春期男子のバカバカしい行動に笑い、スポーツに打ち込む姿に熱狂する!青春映画の素晴らしさがそこにはあるのです。おっぱいに釣られたって全然悔しくありません。
当時は「おっぱいバレーを1枚」というのが恥ずかしかった人もこの機会にぜひとも見てもらいたいものですね。家族に白い目で見られても耐えて見続けましょう。


ここからは、すごくどうでもいい話。
ふと思ったのが「この作品は海外でどんなタイトルがつけられているのだろうか」という調査結果です。
まず多くの国では英題(英語の題名)を採用しているらしく、アメリカを初めほとんどの国では『Oppai Volleyball』のタイトルで通っているようです。
『おっぱい』をあえて英語にしない(「breast=胸」とか)あたりが日本リスペクト。

では違いがあるのはどの国か、韓国では少々違いがありました。
まず原語で表記すると『가슴 배구단』で、これを直訳すると『胸 バレーボール団』となります。
直訳だからおかしくなるのか、何だか凄く執着している感が出ていますね。

なかなか衝撃的だったのが中国。
『巨乳排球』
いや、分らんでもないけど……
「おっぱい=大きい」という認識なのか、それともこれが正しい翻訳なのか……
ちなみに、Google翻訳で試してみたところ『欧派排球』となりました。
「当て字かよ!」と思いましたが、意外にもこれは中国のネットスラング的な扱いで一応「おっぱい」として通じるらしいです。
中国語の奥は深い……


そんなわけで『おっぱいバレー』についてのアレコレでした。
おそらくこんなどーでもいいことを深掘りしているのはこのブログくらいでしょう。
調べる内に他にも、この作品は「沖縄国際映画祭」のオープニング作として公開されていたこと(しかも2009年、第1回のオープニング作)や、第52回ブルーリボン賞綾瀬はるかが主演女優賞を受賞していたりなどを知ることができました。

なにはともあれ、タイトル通りふざけた作品であり、タイトルからは想像できない素敵な作品なので食わず嫌いせず見てもらいたいです。
明日の放送は、完全ノーカット版での放送という事で、果たして綾瀬はるかが脱ぐのか、脱がないのか、その真偽を確かめることもできます。
見た後はこの言葉で締めくくりましょう。
ナイス!おっぱい