映画ごった煮ブログ

今週見た映画のまとめ(2024/1/22-2024/1/28)

2024/1/22(月)-2024/1/28(日)に見た映画の一覧とその感想。備忘も兼ねて。

1週間まとめ

日付 タイトル 感想 評価
1/22(月) ニューオーリンズ・トライアル 陪審員制度を利用した痛快ストーリー!二転三転する展開は最後まで見ごたえたっぷり。 ★★★★☆
1/23(火) 追撃者(2000) スタローン大暴走。なのにアクションの見ごたえがない。ほんとスタローン主演だけの映画。 ★☆☆☆☆
1/24(水) U・ボート オペレーション・シーウルフ ドイツ視点のUボート作戦。苦労人ドルフ・ラングレンの演技が光る。海戦はイマイチ。 ★☆☆☆☆
1/25(木) ヘル・レイザー〈4K〉 名作ホラー!異世界の門にご用心。人間×オカルトのホラーがgood! ★★★☆☆
1/26(金) ドラッグストア・カウボーイ いつか終わりの来る時代を生きた若者たち。薬物中毒者に赦しはあるのか ★★★☆☆
1/20(土) エストロ: その音楽と愛と 才能に愛され、人を愛したレナード・バーンスタインの人生をブラッドリー・クーパーが熱演! ★★★★☆
1/21(日) コロンビアーナ 女暗殺者による大味アクション。セクシー&スタイリッシュなゾーイ・サルダナが見れるぞ! ★★★☆☆

総括

今週は図らずも名優週間に。
ニューオーリンズ~』 ⇒ ジョン・キューザック
『追撃者』 ⇒ シルヴェスタ・スタローン
U・ボート~』 ⇒ ドルフ・ラングレンフランク・グリロ
ヘル・レイザー』 ⇒ アンドリュー・ロビンソン
『ドラッグストア~』 ⇒ マット・ディロン
『マエストロ~』 ⇒ ブラッドリー・クーパーキャリー・マリガン
コロンビアーナ』 ⇒ ゾーイ・サルダナ
こんな感じ。特に選んだ訳でもなく偶然に。


劇場で見たのは『ヘル・レイザー』と『マエストロ』。
ヘル・レイザーは、ホラーの名作として知っていましたが、なかなか見る機会もなく今回初。人の怖さとオカルトの怖さ、両面がいい具合に出ていて面白かった。終盤の盛り上がりも気持ちいい!モンスターたちのヴィジュアルも素晴らしい!2,3,4と続くらしいので楽しみ。

『マエストロ』は、ブラッドリー・クーパーが凄い!監督としても俳優としても一味違う。正直、序盤はそこまでだったんですけど、中盤以降の人間味が溢れる展開で一気に引き込まれた。キャリー・マリガンの演技も魅力的。
で、終盤の演奏シーン。あそこのブラッドリーの熱の入り方が凄まじかった。圧巻、感動、興奮のおよそ6分間!調べたらガチで指揮の練習をしていたらしく、6分のシーンのために6年間費やしたのだとか。どうりで完成度の高いシーンな訳だ……
その前後の夫婦のドラマも素晴らしく、心を掴まれる作品だった!

録画した中で面白かったのはニューオーリンズ・トライアル
法廷ミステリーで有名な小説化ジョン・グリシャム原作だけあって、ストーリーが骨太!陪審員制度を利用した票の取り合い合戦は、法廷要素がありながらエンタメ性も抜群。終始ハラハラドキドキしていられた。随所に散りばめられたスピード感ある映画ならではの展開もいいアクセント。

イマイチだったのは『追撃者』U・ボート~』
前者はスタローンがいるのにぜんぜんキレのないアクションシーンばっかりだし、ストーリーは復讐モノなのに「アイツがやった」ばっかりのたらい回しばっか。
後者はドルフ・ラングレンが頑張ってるけど作品のクオリティが低すぎる……「こんな低予算映画に出演するのかよ」と少しショック。ちゃっかりフランク・グリロも出演しているけれど共演は一切なし。(別撮りしたんだろうなぁ……)戦争映画でドイツ(ナチス)側の視点で描くのはなかなかチャレンジャーな気がする。
コロンビアーナは、リュック・ベッソンの好みがギラギラ。セクシー&スタイリッシュな女暗殺者のアクションは見応えアリ&アリ。ゾーイ・サルダナがはまり役でした。地味に冒頭のパルクール要素が圧巻。サメ要素も微アリ。


こんな感じの1週間でした。
作品を面白くするし、注目を集めるし、やっぱり俳優って大事だなと思う。それに釣られてガッカリすることもたまにあるけれど。
ブラッドリー・クーパーは先日公表されたアカデミー賞で主演男優賞にノミネート。(『マエストロ~』で)
彼は未だに『ハングオーバー!』シリーズの人という印象があるけれど、ここまで才能のある俳優だったとは……
ぜひともアカデミー賞を取ってもらいたいものですね。(助演男優賞で1回ノミネート、主演男優賞が今回で4回目のノミネートで未だ無冠らしいです)