映画ごった煮ブログ

今週見た映画のまとめ(2024/1/29-2024/2/4)

2024/1/29(月)-2024/2/4(日)に見た映画の一覧とその感想。備忘も兼ねて。

1週間まとめ

日付 タイトル 感想 評価
1/29(月) オーバー・スピード 時空を超えた目撃者 走ってタイムスリップするミステリー。設定にムリがある気が…… ★★☆☆☆
1/30(火) バトル・オブ・チェルノブイリ 危険区域 不謹慎+面白くないのダブルパンチ!ある意味すごい ★☆☆☆☆
1/31(水) 北極星 孤独に生きる女性の人生観を変える日々。寒々しい映像美とストーリーの調和が素敵。 ★★★☆☆
2/1(木) アクアマン/失われた王国【吹替】 続編あるあるの劣化が……何か物足りない。兄弟ネタは好き。 ★★★☆☆
2/2(金) のら犬 南フランスの小さな村で生きる幼馴染の物語。二人の関係と感情の微妙な描き方が素晴らしい。 ★★★☆☆
2/3(土) 緑の香水 濡れ衣を着せられた主人公と女作家の珍道中。ミステリー要素は薄め。サペンス要素も。コメディ要素も。 ★★☆☆☆
2/4(日) レザボア・ドッグス デジタルリマスター版 何度見ても面白いタランティーノデビュー作!シンプルなストーリーながらもキャラクターの魅力で魅せる! ★★★★☆

総括

第14回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(通称:MyFFF)のレンタルを行って3作鑑賞。(北極星『のら犬』『緑の香水』
詳細については全作(9作)見てからまとめて記事に出す予定。
簡易的な評価としては、以下の感じ。
北極星』 ⇒まずまず(映画表現としては一番好き)
『のら犬』 ⇒良い(ストーリーと俳優がいい)
『緑の香水』⇒イマイチ(ミステリー、コメディ、サスペンスの混合ジャンルなんだけど全部薄味)


劇場で見たのは『アクアマン/失われた王国』と『レザボア・ドッグス』。
『アクアマン/失われた王国』は吹替で鑑賞。1作目も吹替版見てたので違和感なく見れた。
内容は前作よりも魅力が薄い。アクションシーン少ないし、その内容も殴ったりするくらいだし……ネタ切れ感。
ただ、弟オームとの関係の修復、共闘などなどは求めていた物を見れた感じ。マーベル映画の兄弟とは別ルートを行くのも地味に好き。
DCユニバースとしては特に進展なし。良くも悪くも独立した作品として楽しめる内容でしたな。


レザボア・ドッグスは、久々に見た。やっぱりいいなあと再確認。
デジタルリマスター版ですけど、心なしか映像が綺麗だった気がします。(プラシーボ効果
見るたびに思うのがキャラクターの作りの上手さ。ストーリーは悪党たちによる犬(裏切者)探しなのに、キャラクターの個性が際立っているおかげでしっかり面白い。故に会話劇も退屈しない。いや、逆に会話劇がキャラクターを作ってるのか?何度見てもそこは分からん。
昔は主人公の立ち位置っぽいホワイト(ハーヴェイ・カイテル)が好きだったけど、今回はブロンド(マイケル・マドセン)に惹かれた。登場の仕方とかイカレっぷりとか、忠義に厚いとことか渋カッコいい。マイケル・マドセンもはまり役。


録画からの鑑賞は『オーバー・スピード』と『バトル・オブ・チェルノブイリ』。どちらもイマイチ……
『オーバー・スピード』は設定が謎。
走って心拍数を上げたらいい感じにタイムスリップできるから殺人事件を解決しよう、という内容。なんじゃそりゃ。
タイムスリップの理論も説明があるけれどなんか腑に落ちない。直近で人が三人死んだ場所が特異点らしい。なんじゃそりゃ。
事件解決方法もなんじゃそりゃ。色々と雑でスッキリしないよどれもこれも。


『バトル・オブ・チェルノブイリは、タイトルに釣られて鑑賞。邦題はオリジナルなんだけど、チェルノブイリを舞台にした作品であるのは事実です。
内容は……最低レベル。不謹慎どうこうよりも、オリジナルの設定を説明なくぶっこんでどんどん話を進めるのが酷い。そのオリジナル設定が不謹慎に加速を掛けているのも酷いんだけれど。
B級映画だけにアクションシーンも見ごたえなし。褒めどころを探すのが大変だった。結果、チェルノブイリをテーマにした度胸がスゲーわという褒めどころに。
あと救いは作品時間が短いことかな?72分と1時間ちょっとで終わるから。でもむっちゃ長く感じた。


こんな感じの1週間でした。
マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル、意外と面白い作品多くて良き。邦画にもアメリカ映画にもない独特な魅力があります。
一方で『アクアマン』とか『レザボア・ドックス』とかハリウッドらしい作品も楽しめました。
お国の特色が見れるのも映画の楽しさですね。