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2月間近という事で公開予定スケジュールを見ていると、ある作品を発見。
ジェヴォーダンの獣 4Kレストア ディレクターズ・カット版！？
目を疑ったよ、あの迷作『ジェヴォーダンの獣』が再上映されるなんて……
公開日は2024年2月2日！すぐじゃないか！
劇場は……と見て絶望した。関東ばっかりじゃないか！
とはいえ、この発見と仰天を誰かに伝えたい……そこで今回の記事を作成。
一人でも多くの被害者……ではなく、ファンを作るためにも何か助けになればと思います。
『ジェヴォーダンの獣』を見るべきつのポイント！
①4Kレストア版で蘇る迷作！
今回、なんと言っても注目なのがここ。4Kレストア版と言えば、映像はクリアに、色彩は豊かになります。
この作品は、暗いシーンでの戦いであったり、18世紀フランスの華やかな衣装だったりが魅力的。それらがより鮮明に見る事ができるのはこの上ないセールスポイントかと思います。
しかもその映像を劇場で見られる！
これだけでもう劇場で見る価値があると言えるでしょう。
②ディレクターズ・カット版！
この作品、知っての通り（？）2002年2月2日に一度劇場上映されています。ただ、この時公開されたのは通常版。138分。
今回は未公開シーンをつなぎ合わせたディレクターズ・カット版なんです！もちろん、日本初公開。142分！
え？「たった4分しかないのか？」しかし、この4分が大事なんじゃないですか！
というのも、このディレクターズカット版、日本で見る方法はありません。
一応プレミアム・エディションなるDVDに、未公開シーンとして収録はされていますが、これは個別に見るしかありません。どのシーンの間に挟まれるのかは自分の中で補完するしかないわけですね。
そもそもこのプレミアム・エディション、廃盤となっているため現在中古でも3000円近くしますし。だったら映画館で見た方がいいに決まってる。（断言）
③有名ゲームの元ネタとも言われた内容！
この作品、有名ゲーム「ブラッドボーン」の元ネタと、まことしやかに語られています。雰囲気、キャラクターの見た目、戦い方などなどがかなり似ている要素があるんですよね。
有名ゲームだけに「映画化されるのでは？」と、噂が上がる度に本作の名前が挙がってくる程度には有名。
ゲーム好きにもぜひ見てもらいたい一作です。
④オカルトマニア生唾モノの内容！
今作のテーマとなっているジェヴォーダンの獣、これは都市伝説として有名です。18世紀のフランス・ジェヴォーダン地方（現在はロゼール県の一部）に出現した、オオカミに似た生物がその獣だと言われています。
グレイハウンド犬のような頭部、ウシほどの大きさ、ライオンのような尻尾をしているらしい。
60人から100人の人間を襲ったと言われる怪物。それを題材にした映画は（おそらく）今作しかありません。
で、その怪物と戦います。スタイリッシュアクションで戦います。ホラーなのにガッツリ戦います。故に迷作。
⑤サブスク配信がない！
この作品、大手サブスクでの配信はありません。ま、中古でいいならDVDでそれなりの安さではあります。（上記したプレミアム・エディションはそこそこ高いですが）
ちなみにBlu-rayも未発売。今回の4Kレストア版を気に発売されることを祈ってます。
こんな感じで5つのポイントを上げさせていただきました。
きっと見たくなった人がいるはず。見なくてもいいかってなった人もいるかもしれない。
とはいえ、見て損はない作品かと思います。でなけりゃ4Kレストア化に踏み切りはしませんからね。
この記事を見た人は家族友人、その他知らない人にもこの作品を勧めましょう！
余談となりますが、今回の上映は当然のごとくデジタル上映。
初期の劇場上映時には35mmフィルム上映されています。
35mmフィルムの方が、都市伝説の伝承味があって良かった気もしますが、実際見比べてみんと分からんですね。
いつの日か、劇場で両バージョン上映されないものだろうか……（初期の方は上映権利切れてるのかな？）
なんにしても4Kレストア版、見たいです。全国で上映するのを待ってます。
