今回は、2024年3月20日に発売予定の「インファナル・アフェア 3部作 4K レストア」のBlu-ray、ULTRA HDについてのアレコレについて。
2002年に第1作目が公開された「インファナル・アフェア」
その人気は日本でも爆発的に広がり、人気そのままに2003年に第2作「インファナル・アフェア 無間序曲」、第3作「インファナル・アフェアIII 終極無間」が上映。人気のまま完結まで駆け抜けました。
そんな「インファナル・アフェア」シリーズは、2023年11月から4Kリマスター版として再上映が開始。全国各劇場で公開され、2024年1月現在でも日本のどこかで公開が続いています。
まさに香港ノワールの金字塔！そんな4Kリマスター版のBlu-rayとULTRA HDが発売されるらしいので、これは買いか否かを個人的な興味で調べてみました。
大まかな情報
まず「インファナル・アフェア」シリーズのディスク情報について。Blu-ray
￥8,250
ULTRA HD
￥11,550
特典：三方ケース
特典映像：海外予告編
字幕：
①日本語 ②ソフト版日本語(吹替用) ③TV版日本語(吹替用)
音声：
①『インファナル・アフェア』広東語・英語・タイ語
『インファナル・アフェアII 無間序曲』広東語・英語・北京語・タイ語
『インファナル・アフェアIII 終極無間』広東語・北京語
/DTS-HDマスターオーディオ7.1ch
②ソフト版日本語吹替/DTS-HDマスターオーディオ2.0ch
③TV盤日本語吹替/DTS-HDマスターオーディオ2.0ch
と、まあ基本的な情報をAmazonから引用させていただきました。
『インファナル・アフェア』にだけ北京語音声が入っていない以外は気になる所は特になしといった感じ。一作目にだけ北京語音声な理由は不明。
一番の魅力はやっぱり初4K化かと。
という訳で調べてみたら2K4K比較動画、ありました。一場面だけ引用したのが↓。
確かに色鮮やかになりました。
退廃的な作風には少し淀んだ2K版の方が好き、なんて意見もありましたがそこは好き好きでしょうな。
鮮やかな方が目への負担も少ない気がするけれど実際はどうなのか……
では次は過去に発売されていたディスク情報について調べていきます。
過去に発売されていた
結論から言うとBlu-rayで三部作を集めるのは至難の業です。1作目と2作目までは普通に売っているのですが（Amazonで見ると1が2,230円、2が2,255円）、3は個別Blu-rayはないようです。（DVDがありますが新品はなし。中古なら500円で入手は可能）
過去に3部作を集めたBlu-rayBOXも発売されていたようなのですが、こちらはプレミアム価格。現在は中古品で12,650円となっており、今回の新品で買うよりも割高に。
「ジャケットデザインが過去の方がいい！」って人以外は買うのをおすすめしません。（音声、字幕も今回のVerより下っぽいですし）
「中古でも見れればヨシ！」って人以外は過去の物に手を出すのは得策ではないかと。てかそれならレンタルやサブスクでよくね？
というわけで、次はサブスク状況についてのまとめ。
サブスク配信状況（2024/1/29現在）
2024/1/29現在の「インファナル・アフェア」シリーズの配信状況は下記の通り。（全部1～3まで配信しているのでそこは記載なし）①AmazonPrime（見放題）⇒Ⅲだけ吹替版が見れないっぽい？
②U-NEXT（見放題）
③Hulu（見放題）
主要な配信サイトは見放題で押さえており、見るのには苦労しないかという感じ。
結論
今回のテーマでもある買いなのか否かについて。結論としては買いかと思います。
理由は4つ。
①日本語吹替版の完備。
⇒サブスクでも吹替版は楽しめるが、おそらくソフト版。今回のはTV盤日本語吹替も収録されています。
②過去のBOXが廃盤になっている。
⇒香港ノワールの金字塔だけにマニアが買う率が高い。一方で大衆に認知されているわけではないため生産数は絞られそう。
③4K化は現状、最新技術。
⇒おそらく次にレストアされるのは4K以上の映像になるため、もう2,30年はされないはず。（8K化とか聞いたことないし）
④3部作で完結をしている。
⇒続編が出て付け足しみたいにならなくて済みます。ただそれだけ。
こんな感じです。「インファナル・アフェア」ファンなら間違いなく買うでしょうな。
じゃあ私が買うかと言ったら……ちょっと考え中。
最近ディスクは割引が入る傾向にあるため、5000円切ったら（6割引き）Blu-rayBOXを買おうかなと考えています。（欲出しすぎかな？）
その時は自慢と言う名の開封を記事にしようかなと目論んだり。
「男たちの挽歌」も4Kリマスターされたし、次は一体どの映画がされるのか……楽しみですね。
